「デザイナー採用にスカウトって活用できるのかな?」
デザイナー採用を進めると、どのようにスカウトを活用していくのか悩む担当者は多いのではないでしょうか。
昨今のデザイナー採用は売り手市場が続いており、待ちの姿勢では採用を進めることがなかなか難しいのが実情です。
そこで、多くの採用媒体で提供されている「スカウト機能」を正しく活用すれば、これまで出会えていなかったデザイナーへ直接アプローチできる武器になります。
本記事では、デザイナーの心に刺さるスカウトを送るためのコツや参考にできるテンプレートなどスカウトに関する基礎知識を解説します。
デザイナー採用でどのようにスカウトを活用するべきか理解するためにも、ぜひ参考にしてみてください。
▼デザイナー採用でのスカウト活用のポイントはReDesignerのYouTube「by design.」でも詳しく解説しています
デザイナー採用のスカウトは「デザイナーに向けたラブレター」
デザイナー採用のスカウトとは、デザイナーに向けたラブレターのようなものです。「なぜあなたに声をかけたのか」と熱い思いを伝えることで、デザイナー採用を次のステップへと進めやすくなります。
そもそもデザイナー採用は売り手市場で、市場にいるデザイナーが少ない状態です。
「求人を出しても応募が来ない」「自社の要件に合う人と出会えない」といった悩みは、多くの採用担当者が直面する壁です。この課題を解決する方法の1つがスカウト機能です。
自社から直接アプローチすることで、市場に現れない潜在層へリーチできるだけでなく、ミスマッチの防止や採用スピードの向上、他社との差別化などのメリットがあります。
「ReDesigner 転職動向レポート 2025.02」によると、約95%のデザイナーがスカウトを開封していることが分かりました。デザイナーと接点を持ちやすい機能であると言えるでしょう。

このように、スカウト機能を活用して自社の熱意をしっかりと伝えていくことで、売り手市場であっても自社の求めるデザイナーに効率よくアプローチしていくことが可能です。
ReDesignerではスカウト機能の提供だけでなく「スカウト活用支援」をしています |
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デザイナー採用に特化した採用プラットフォーム「ReDesigner」(リデザイナー)では、デザイナー採用のスカウト機能の提供だけではなく、スカウトの支援も実施しています。 |

デザイナー採用ではスカウトに力を入れたほうがいい4つの理由
ここでは、デザイナー採用ではスカウトに力を入れたほうがいい理由をより詳しく紹介します。スカウトを活用するとどのような効果、メリットがあるのか分かるので、ぜひチェックしてみてください。
【デザイナー採用ではスカウトに力を入れたほうがいい4つの理由】 |
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・理由1:デザイナー不足の市場では待っているだけではデザイナーに出会えないから |
理由1:デザイナー不足の市場では待っているだけではデザイナーに出会えないから
デザイナー採用は、そもそも市場にいるデザイナーの数が少ない背景があります。
公益財団法人日本デザイン振興会が発行している「デザイン白書2024」によると、2020年時点でデザイナーを職業としている人の数は201,100人です。
これは全就業者数の約0.3%で、非常に少ないことが分かります。
昨今はデザイナーの職種がUI/UXやグラフィック、BXデザイナーなど細分化・複雑化しています。自社の求めるデザイナー像に限定して絞り込むと、さらに母集団は少なくなるでしょう。
そのような状況のなかでデザイナー側からの応募を待っていても、採用活動がなかなか前に進みません。企業が候補者を選ぶのではなく、デザイナー側から選ばれる時代が来ているのです。
また、市場のデザイナー不足が続いているなかで、優秀なデザイナー層は積極的に転職市場に出てこない傾向があります。
企業側から「あなただからこそ、一緒に働きたい」と積極的に思いを伝えていくことで、待っているだけでは出会えないデザイナーと接点が持てるようになります。
▼デザイナー採用が難しい理由は下記の記事で詳しく解説しています
デザイナー採用が難しい5つの理由とプロが教えるまず取り組みたいこと
理由2:ミスマッチを軽減できるから
デザイナー採用時のスカウトは、ミスマッチを減らすためにも有効です。デザイナーは職種やスキルの幅が広く、デザイナー側から応募があったとしても自社の求めるデザイナー像とのミスマッチが起きることがあります。
実際に、優秀なデザイナーだと思い採用をしても、自社の求めるデザイナー像と異なりミスマッチを感じた事例があります。
【デザイナーのミスマッチを感じた事例】 |
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採用したUI/UXデザイナーに、企業側はサービスデザインから組織づくりまでに携わって欲しいという期待値がありました。 |
このように、応募のあったデザイナーやなんとなく良さそうなデザイナーをベースに採用活動を進めてしまうと、ミスマッチが起こる可能性があるのです。
スカウトは、デザイナーの職務経歴書やポートフォリオを確認して「自社の求めるデザイナー像に近いか」をある程度把握してから、マッチ度の高いデザイナーにピンポイントでアプローチできます。
そのため、自社の求めるデザイナー像から大きく外れにくくなり、採用後のミスマッチを減らせます。
理由3:他社と差別化ができるから
個別化したスカウトは、他社との差別化につながります。デザイナーは「なぜ自分がこの業務をやるのか」「自分がこの企業に貢献できることは何か」と本質に立ち返って考える傾向があります。
特に、複数社を比較して転職先を検討しているデザイナーにとっては、この企業を選ぶ理由が非常に重要になります。
業務内容や待遇など一般的な情報だけを伝えても、デザイナーが実際に働くイメージ、この会社でなければならないイメージを持ってもらいにくいでしょう。
そこで、スカウトを送信して「なぜあなたなのか」「どうして来て欲しいのか」など、自社の本気度を示すと、他社よりも興味、関心を持ってもらうきっかけになります。
冒頭でも触れたように、スカウトは企業のラブレターなので、一人ひとりに合わせた熱のこもったスカウト文を届けることで、選ばれる理由を作れるのです。
理由4:採用のスピードが向上するから
スカウトは、デザイナー採用のスピード向上にも貢献します。通常の採用フローは、デザイナーの応募を待って書類選考をしてから次のステップに進むのが一般的です。
先ほども触れたように、デザイナーは売り手市場なので、待っているだけでは採用活動が進まないことは往々にしてあります。
そこで、スカウトを使って企業側から直接声を掛けていくと、待機しているだけよりもスピード感を持ち採用活動を進められるようになります。
たとえば、ReDesignerが支援した株式会社abyの事例では、スカウト機能を戦略的に活用し、デザイナー採用未経験の状態からわずか半年で2名の即戦力採用を実現しました。
「できるだけ早く自社の求めるデザイナーに出会いたい」という場合にも、スカウトは積極的に活用する価値がある方法です。
デザイナー採用時のスカウトの方法
デザイナー採用時にスカウトを活用したほうがいいことが分かったところで、ここでは主流となっている2つのスカウト方法をご紹介します。
スカウトの種類 | 概要 |
|---|---|
個別スカウト | ・デザイナーごとに最適化したメッセージを送る手法 |
テンプレートスカウト | ・特定の条件を満たすデザイナーに定型文(テンプレート)を使ったスカウト文を送信する手法 |
【おすすめ】個別スカウト
個別スカウトは、候補者ごとに最適化したメッセージを送る手法です。候補者ごとにスキルや実績、キャリア観などが大きく異なるのはもちろん「自社のどの部分が刺さりそうか」も変わってきます。
そのため、テンプレート化したスカウト文では「私とは違う考え方だな」「私のスキルに合わないな」などと捉えられて、逆効果になる恐れがあります。
だからこそ、デザイナーのスキルや実績、今後の目標などを踏まえて「あなただからこそ自社に来て欲しい」と伝わるメッセージを届けることがおすすめです。
たとえば、デザイナー採用に特化した採用プラットフォーム「ReDesigner」では、デザイナーごとにスキルマップを表示して「できること」「今後やりたいこと」を可視化しています。

これを参考にしながら下記のような点を的確に訴求できると、スカウトの承諾率を高められます。
なぜ自社ではデザイナーが挑戦したいことが実現できるのか
自社では今のスキルをどのように活かせるのか
このように、デザイナーに応じて最適化したスカウト文を作成、送信して、次のステップへと進めやすくするのが個別スカウトの大きな特徴です。
テンプレートスカウト
テンプレートスカウトは、特定の条件を満たす候補者に定型文(テンプレート)を使ったスカウトを送信する手法です。
個別スカウトのようにデザイナーに応じたスカウトを作成することなく、テンプレート化したものを活用します。スカウト作成の負担を削減できるので、一度に多くのスカウト送信ができる点が特徴です。
しかし、デザイナー採用では、テンプレート化したスカウトを大量送信したからといって次のステップに進む母数が増えるわけではありません。
「ReDesigner 転職動向レポート 2025.02」では、スカウトの良くない点として「テンプレートのようなスカウトが多い」との回答が67%も占めていることが分かっています。

デザイナーの実績やスキルに具体的に触れない汎用的なメッセージでは、開封されたとしてもポジティブに受け取ってもらえない可能性があるでしょう。
だからこそ、少し手間はかかりますが、スカウト文をラブレターのように捉えて1通1通丁寧に仕上げていくほうが、成果につながるスカウトになるのです。
デザイナーに刺さるスカウト文の作り方
デザイナーの心を動かすスカウトを作成するには、条件の提示だけではなく、デザイナーの実績や志向を深く理解したうえでのアプローチが必要です。
「なぜあなたが必要なのか」を高い解像度で伝えることが、返信率を左右する最大のポイントとなります。
ここでは、デザイナーに刺さるスカウト文を作る3つのステップを紹介します。
【デザイナーに刺さるスカウト文の作り方】 |
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・ステップ1:スカウトを送信するデザイナーを理解する |
ステップ1:スカウトを送信するデザイナーを理解する
まずは、スカウトを送信するデザイナーを理解します。個別スカウトでは、デザイナーの保有するスキルや考え方と異なる内容になってしまうと、マイナスの印象を与えかねません。
だからこそ、この時点で提出されている職務経歴書や履歴書、ポートフォリオなどを見て下記のような点を整理しましょう。
自社でどのように活躍できそうか
なぜ魅力的に感じたのか
どのようなスキル、経験が活かせそうか
このときのポイントは、デザイナーの視点で考えることです。
自社の求めるデザイナー像とスカウトを送信するデザイナーがマッチする点を見つけて、そのポイントをデザイナーの視点から整理するといいでしょう。
たとえば、「上流工程から携わって欲しい」という企業側の思いがあった場合、デザイナーの「上流工程から携わりプロジェクトを推進した経験があります」という実績は1つのポイントになります。
この部分を「上流工程から携わることができる」と整理するのではなく「上流工程から携わってきた経験を活かしてより活躍できる」など、デザイナーの視点で整理するとスカウト文に使いやすくなります。
ステップ2:「なぜあなたなのか」を伝える内容を考える
スカウトを送信するデザイナーの理解が深まったところで「なぜあなたなのか」を伝える内容を考えます。
デザイナー採用のスカウトでは「どうしてあなたをスカウトしたのか」をしっかりと伝えることが核になります。
スカウトを受け取るデザイナー側は「だれでも同じことを言っているのではないか?」と思ってしまう可能性があるので、対象のデザイナーでなければならない理由を記載して特別感を出しましょう。
一例として、下記のような工夫で「あなたでなければならない理由」を伝えられます。
シチュエーション | スカウト文の例 |
|---|---|
デザイナーのスキル、経歴と自社の考え方、課題に関連性がある場合 | ユーザー理解に根ざした「課題発見力」を起点に、リサーチから要件整理、体験設計、改善提案まで一貫して取り組まれている点は、私たちが求める「ビジネスを動かすデザイナー」の姿そのものです。 |
今後チャレンジしたいことが自社で活かせる場合 | 情報設計とビジュアルの両面から「使いやすさと伝わりやすさ」を高いレベルで実現されている点に魅力を感じました。 |
今後の自社のビジョンにデザイナーのスキル、実績が必要な場合 | デザインの力でプロダクトや事業の価値を高めていきたいと本気で考えており、その実現のためには、ぜひ〇〇さんのお力をお借りしたいと感じています。 |
「どうしてあなたをスカウトしたのか」を伝えるポイントは「〇〇さんのお力をお借りしたい」「私たちが求める「ビジネスを動かすデザイナー」の姿そのもの」など、熱意を持って伝えることです。
デザイナーの経験やスキル、目標などと具体的に紐づけながら「他のデザイナーでは実現できない」「あなたしかいない」と思ってもらえるように文章をまとめてみましょう。
【スカウト文にはデザイン・デザイナーに対する理解も取り入れる】 |
|---|
スカウト文では「なぜあなたなのか」を伝えるのと併せて、デザイン・デザイナーに対する理解度も示すようにしましょう。 |
ステップ3:承諾率を高める要素を含める
スカウト文に「なぜあなたなのか」を反映したら、承諾率を高める下記の3つの要素も意識して記載するようにしましょう。
3つの要素 | 概要/例 |
|---|---|
文脈 | デザイナー採用をしている背景を記載する |
期待値 | デザイナーに期待している役割、将来の展望を記載する |
アクション | 候補者の次のステップを明確にしてハードルを下げる |
なぜデザイナーを採用しているのか、デザイナーに何を期待しているのかなど、採用の背景を踏まえることで、デザイナーが興味関心を持ちやすくなります。
また、企業側から「30分のカジュアル面談をしませんか?」「気兼ねなく30分オンライン面談しませんか?」など、少しハードルを下げたアクションを提示することで、候補者が次のステップへと進みやすくなるでしょう。
このように、候補者の視点に立ち、プラスアルファの情報を含めることで、承諾率を高められるようになります。
ステップ4:開封したくなるタイトルをつける
最後に、デザイナーが開封したくなるタイトルをつけましょう。スカウトを受け取るデザイナーの目に最初に留まるのは、スカウトの「タイトル」です。
「このスカウト気になる」「自分に合っているかも」と興味を持ってもらえるように、下記のようなタイトルを意識するといいでしょう。
デザイナー採用でのスカウトタイトルの一例 | |
|---|---|
おすすめ | デザイナーとしてできること、企業のデザインに対する考え方がすぐに分かるタイトル |
できれば避けたい | 企業名や企業で働く人の認知度によって成果が左右されてしまうタイトル |
タイトルのポイントは、デザイナーとしてできること、企業のデザインに対する考え方が分かるタイトルをつけることです。
スカウトのタイトルは「カジュアル面談のお誘い」や「〇〇株式会社です」などのよくあるものにしがちですが、これでは他社と差別化できずに開封してもらえない可能性があります。
また、デザイナーは転職活動の初期フェーズでは会社の規模や担当者ではなく、企業の考え方や自分とのマッチ度などが知りたいと考えています。
そのなかで、関連性のないありきたりなタイトルをつけても、刺さりにくいのが現状です。
スカウト文のタイトルは開封率を左右する重要なポイントなので、デザイナーが興味を持つかどうかを意識して設定してみてください。
【テンプレート】デザイナー採用向けのスカウト文のOK例・NG例
ここでは、テンプレートとして活用できるデザイナー採用向けのスカウト文をご紹介します。OK例とNG例を用意しているので、デザイナーに刺さるスカウト文になっているか確認するためにご活用ください。
デザイナー採用のスカウト文:OK例
まずは、デザイナー採用のスカウト文のOK例をご紹介します。あくまでも一例ではありますが、個別スカウトの重要な要素を満たしている事例です。
初めまして。〇〇会社の〇〇と申します。 |
この事例では「なぜあなたなのか」を具体的に伝えるために、デザイナーの今までの経歴や期待することを踏まえて分かりやすくまとめています。
また、自社のデザインに対する姿勢や具体的な事業内容を紹介することで、デザイナーとしてどのように活躍できそうか想像しやすい点も意識しています。
デザイナー採用のスカウト文:NG例
続いて、デザイナー採用のスカウト文のNG例をご紹介します。OK例と比較して、どのような点が足りないのか見てみましょう。
お世話になります。〇〇株式会社の〇〇と申します。 |
一見するとデザイナーの経験を踏まえ、自社のデザインに対する姿勢を記載しているように見えますが、OK例と比較すると内容が薄く抽象的です。
たとえば「なぜあなたなのか」という部分の訴求は、プロダクトデザイナーとしての実績、スキルに触れるだけにとどまっています。
同じような背景を持つデザイナーに使い回せるような内容で「なぜあなたなのか」という熱いメッセージが伝わってきません。
この部分はOK例のように、実績や姿勢、デザイナーとしてのあり方を踏まえて「自社に来てほしい」という強いメッセージを伝える必要があるでしょう。
このように、スカウト文に記載する要素をとりあえず網羅すればいいというわけではなく、デザイナーに刺さるように伝えることを意識する必要があります。
スカウトを有効活用してデザイナー採用につなげた事例
ここでは、実際にReDesignerが支援したデザイナー採用の成功事例をご紹介します。スカウトを活用しデザイナー採用をどのように成功させたのか、ぜひご覧ください。
企業名 | 採用活動の概要 |
|---|---|
株式会社aby | ・経営層が求めるスキルや出社条件などを市場感を踏まえて調整 |
TDCソフト株式会社 | ・ReDesignerを導入して面談する候補者のレベルが劇的に向上 |
株式会社aby
株式会社abyの採用事例概要 | |
|---|---|
課題 | 採用要件と市場の乖離により面談後の辞退が続出 |
解決策 | 各デザイナーに合わせたスカウト戦略へシフトチェンジ |
成果 | 半年で即戦力2名を採用。面談実施率78%を記録 |
システム開発やDX支援、自社プロダクト開発を展開する株式会社abyは、ReDesignerの導入により、初めてのデザイナーの公募採用で半年間に2名の即戦力確保に成功しました。
従来はリファラル採用だけでデザイナーを確保していましたが、役員の業務負荷軽減と組織強化のため、外部公募を開始しました。
しかし、当初は経営層が求めるスキルや出社条件などの要件が市場感と乖離しており、カジュアル面談を設定しても選考辞退が続くなど、歩留まりの悪さに直面していました。
ReDesignerとの定例会を通じて市場感を把握し、リモートワークの導入や要件の緩和などの軌道修正を実行。
運用面では、スキルマップの自己評価から候補者の「野心」や「思考性」を読み解く独自のスカウト戦略を展開しました。
また、面談の冒頭15分を会社説明会として、自社の課題までフルオープンに伝える手法に変えたことで、面談実施率78%という高い数値を記録。最終的に、論理的思考を備えた優秀なデザイナー2名の採用に至り、育成体制の構築へと組織を前進させることができました。
▼株式会社abyの事例は下記で詳しく紹介しています
デザイナー採用未経験からの挑戦。半年で2名の即戦力採用を叶えた、株式会社abyの「正直すぎる」対話戦略
TDCソフト株式会社
TDCソフト株式会社の採用事例概要 | |
|---|---|
課題 | 総合媒体ではUXデザイナーのミスマッチが続き、1年間採用ゼロ |
解決策 | 生成AIを駆使した個別メッセージと即レスによる意向醸成 |
成果 | 従来の媒体では出会えなかったハイレイヤー層の採用に成功 |
独立系SIerとして2,000名規模の社員を擁するTDCソフト株式会社は、ReDesignerの活用により、従来の採用手法では出会えなかったハイレイヤーなUXデザイナーの採用に成功しました。
エンジニアが社員の8〜9割を占める同社では、内部育成によるデザイン組織を立ち上げたものの、上流工程である「UXコンサルティング」を牽引できる専門人材の不足に直面していました。
既存の総合型エージェント経由では、1年間で数百枚の書類に目を通し数十名と面接しても、求めるスキル水準に達する候補者には一人も出会えない深刻なミスマッチが続いていました。
UXデザイナーの登録者が圧倒的に多いReDesignerを導入したことで、面談する候補者のレベルが劇的に向上して、即戦力人材と次々に出会えるようになりました。
採用担当者はAIを活用したパーソナライズ化したスカウトに加え、候補者への「即レス」を徹底することで意向を醸成。
最終的にSIer特有の課題を正直にさらけ出す対話を通じて、組織変革に共感する優秀なUXデザイナーの採用を勝ち取りました。
デザイナー採用でスカウトを有効活用するために意識したいこと
ここでは、デザイナー採用でスカウトを有効活用するために、意識したいポイントをご紹介します。スカウトをデザイナー採用につなげていくには、どのような点を意識するべきかチェックしておきましょう。
【デザイナー採用でのスカウトを効果的に運用するポイント】 |
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・ポイント1:スカウトの対象とするデザイナー像を明確にしておく |
スカウトの対象とするデザイナー像を明確にしておく
1つ目は、スカウトの対象とするデザイナー像を明確にしておくことです。
どのようなデザイナーをスカウトするのか曖昧なままでは、手当たり次第にスカウトを送信してしまい不要な手間が発生する可能性があります。
場合によっては、自社とミスマッチなデザイナーにスカウトを送信してしまうリスクもあるでしょう。
最低限の手間でデザイナー採用につなげていくためにも、下記のような視点でスカウトの対象とする基準を設けておきます。
基準項目 | 概要/例 |
|---|---|
職種 | 自社の採用要件に該当する職種かどうか |
ハードスキル | スカウト時に必須とするハードスキルを身につけているか |
ソフトスキル | スカウト時に必須とするソフトスキルを身につけているか |
カルチャーマッチ | 自社と相性のいい特性がある |
たとえば、自社がコミュニケーションデザイナーを募集している場合、上記のように詳細な基準を決めておけば、自社の求めるデザイナー像に近いデザイナーと接点が持ちやすくなります。
このように、スカウト対象の基準をあらかじめ明確にしておくことで、無駄な工数やミスマッチを防ぎながら、自社にフィットするデザイナーとの接点を効率的に創出することができます。
スカウトを継続的に送信できる体制を整える
2つ目は、継続的にスカウトを送信できる体制を整えることです。スカウトを採用につなげていくには、手が空いた時に送るのではなく、日常のルーティンとして実施できる体制が必要です。
デザイナー採用では、一般的に下記のような流れでスカウトを実施します。
【スカウトを実施する手順】 |
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1.人事担当者がよさそうなデザイナーをピックアップする |
スカウトリスト作成から送信までには7〜10日程度かかるため、スムーズに連携できる体制を整えておきましょう。
たとえば「人事のピックアップから◯日以内に判断する」など期限を設ける、スカウト送信をする日程を決めて逆算してスケジュールを組むなど、どこかの工程で止まらないようにしておくことが重要です。
社内でスカウトチーム・スカウトタイムを設ける
3つ目は、社内でスカウトチーム・スカウトタイムを設けることです。スカウトの作成や候補者の選定には一定の時間がかかります。
意識的に時間を確保しなければ「忙しくて時間が取れない」と後回しになり、なかなかスカウトに取り組めなくなります。
スカウトは実施しなければ進まないため、スカウトチームを作って下記のように集中してスカウトを送信する「スカウトタイム」を設けるといいでしょう。
【スカウトタイムの例】 |
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・毎週〇曜日の9時〜10時と時間を決める |
スカウトタイムを決めておくことで継続的にスカウトに取り組めるようになり、デザイナー採用に有効活用しやすくなるでしょう。
スカウトを送信した後の結果を分析する
4つ目は、スカウトを送信した後の結果を分析することです。スカウトは送信して終わらせてしまうと改善点が分からず、スカウトの成果を最大化できなくなります。
自社のメッセージが狙ったデザイナーに届いているか分析し、訴求内容を調整していく必要があります。
まずは、開封率や面談設定率などのデータを可視化し、どこに課題があるのかを特定しましょう。
開封率が低いのであれば「タイトル」を、面談設定率が低ければ「自社の魅力の伝え方」を見直すなど具体的な改善が検討できます。
「ReDesigner」の場合は、スタンダードプランに30通のスカウト送付機能がついています。15通を送った時点で一度振り返りを実施して改善を行い、採用成功の確度を高める使い方を支援できます。
また、単なる返信率だけでなく「面談に来るデザイナーの属性が、自社の求める要件と合致しているか」まで踏み込むことも大切です。
たとえば「フルリモート」を強みにスカウトを送っていたとしましょう。企業側はフルリモートであっても成果を重視したい意向があるにも関わらず、デザイナー側はプライベートが充実できそうだと捉えていることがあります。
こうしたズレは、スカウト後の面談結果を分析しなければ見えてこないポイントです。スカウトの成果を上げていくためにも、送信して終わりではなく成果を振り返る意識を持つようにしましょう。
デザイナーのスカウトはコツが必要!テンプレートではなかなか成功しない
ここまで解説したとおり、デザイナー採用のスカウトは、自社に合うデザイナーと接点を持つための「最初のコミュニケーション」だと考えることが大切です。
「なぜあなたなのか」を具体的に語り、テンプレートでは代替不可能な言葉で思いを届けると、デザイナーの心も動きます。
企業側の目的やアピールポイントだけを伝えるのは「アトラクト(魅力づけ)」ではなく、ただの「押し売り」です。
デザイナーに寄り添い、自社ならではの言葉で思いを伝えていくことを意識するようにしましょう。
スカウト機能を有効活用できるように伴走支援!ReDesigner
デザイナー採用でスカウトを有効活用するには、スカウト機能がある採用媒体を選定するだけではなく、活用を支援してくれる体制があることが非常に重要です。
「ReDesigner」は、グッドパッチが培ってきたナレッジを集約して立ち上げたデザイナー採用に特化した採用プラットフォームです。
使いやすいスカウト機能があるだけでなく「この経歴ならこのようなスカウト文が刺さる」「この訴求したほうがいい」などスカウト文のアドバイスや壁打ちも可能です。

【ReDesignerの強み】 |
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・デザイナーの業界、スキルを熟知しているからこそマッチ度が高い |
スカウト機能はなんとなく活用するのではなく、成果につながる使い方をしていくことが非常に重要です。
「デザイナー採用のスカウトが上手に使えない」「スカウトを有効活用していきたい」という場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

デザイナーのスカウトに関するよくある質問
最後に、デザイナーのスカウトに関するよくあるQ&Aをまとめました。
Q:プロフィールの情報が少ない候補者にもスカウトを送っていいですか?
プロフィールの情報が少ない候補者にスカウトを送るのは、基本的にはおすすめしません。
情報が少ないデザイナーに対しては「なぜあなたに来てほしいのか」を明確に言語化しにくいため、どうしても画一的なテンプレート文になりがちだからです。
訴求力が弱いスカウトは承諾につながりにくいため、限られたリソースを有効活用する観点からも、情報の少ない候補者への対応は優先度を下げてもいいでしょう。
Q:忙しくてスカウトを送る時間がありません。外注しても良いですか?
スカウト代行や支援を行うプロに頼ることは、有効な手段といえます。ただし、文面作成や求人票の整備をすべて任せきりにするのは避けましょう。
必ず自社で監修に入り、現場の温度感や実態と内容に乖離がないかの確認が重要です。
代行会社を「作業の丸投げ先」ではなく「採用を加速させるパートナー」と捉え、自社の魅力や「なぜあなたがいいのか」を正しく反映させる体制を整えて活用しましょう。
